
わずか430gの重量でデスク上に置けるレーザー彫刻機が、クラウドファンディングで注目を集めている。ANYLASER X1は目標金額793,321円に対し、既に60,445,239円もの資金調達に成功した。
ANYLASER X1は青紫色のダイオードレーザーを採用し、3Dプリント素材、プラスチック、アクリル、固体木材、カードストックなど多様な素材に対応。USB-C電源でJPG、SVG、PNG、G-code形式のデザインを取り込める。設定は数クリックで完了し、高速ファンが煙やゴミを除去する仕組みだ。
LightBurnやLaserGRBLといった人気ソフトウェアとの互換性を持つ。FDA、FCC、CE認証を取得しており、安全基準をクリア。現在2,741人の支援者がおり、キャンペーンは2026年5月7日まで続く。
出典:Kickstarter
結婚式や誕生日用のカスタム木製プレート製作、企業の販促グッズ作成など用途は多岐にわたる。教育機関では生徒のクリエイティビティ育成ツールとしての活用も期待される。グラフィックデザイナーやクラフト作家、教育者といった職業での需要も見込まれている。
一方で小型ゆえに出力パワーや彫刻深度に制限がある可能性も。初心者向け設計とはいえ、レーザー機器の安全な取り扱いには一定の知識が必要だ。購入後のサポート体制や部品入手可能性についても懸念が残る。
出典:Kickstarter
従来は専門機関でしか扱えなかったレーザー彫刻が、ついに家庭のデスクに到達した。メーカーは高出力モジュールの開発も進めており、クリエイティブツールの民主化がさらに加速しそうだ。