
1941年創業、ヒューストンで最も長く営業を続けるテックスメックス料理のレストラン「Molina's Cantina」。元大統領も通った名店の歴史と、家族経営ならではの魅力についてお伝えします。
創業当初から変わらぬ「ハウスエンチラーダ」やファヒータが、人気メニューとして長年親しまれています。元大統領ジョージ・H・W・ブッシュ氏も通ったこの場所は、ただの食事処ではありません。
出典:atlasobscura.com
ラウル・モリーナ・シニア氏が食器洗いから始め、今は3兄弟が経営を引き継いでいます。親子三代にわたって通う顧客も多く、家族的な雰囲気が魅力を増す要因となっています。元市長アニース・パーカー氏が2011年に「Molina's Cantinaの日」を宣言したことからも、地域に根ざした存在感が伺えます。
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ヒューストン内で複数の店舗を展開し、地元食文化の中心的存在としての地位を確立しています。
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1941年創業という歴史は、日本でいえば戦前から続く老舗と同じ重みがあります。親子三代で通う常連がいるという点は、日本の下町の名店を思わせます。変わらない味と雰囲気を守りながら時代に合わせて進化する姿勢は、日本の老舗にも通じる経営哲学です。
Molina's Cantinaでの食事は、歴史と文化を感じる特別な体験です。長年のファンを失わないよう常に進化が求められる老舗の課題は万国共通であり、食文化が人と街をつなぐ力を改めて感じさせるストーリーとして紹介します。